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患者さんの症状フォローアップ

クローン病重傷度分類指標のご紹介

自分の病状の目安として重症度をチェックしてみましょう。また、医師に病状を伝える為に項目をチェックしておくと、説明がしやすくなります。

表1 IOIBDアセスメントスコアの求め方
※1)の文献から引用
1)腹痛
2)1日6回以上の下痢または粘血便
3)肛門部病変
4)瘻孔
5)その他の合併症
6)腹部腫瘤
7)体重減少
8)38℃以上の発熱
9)腹部圧痛
10)10g/dl以下の血色素
1項目を1点とする。
0あるいは1点内:臨床緩解
2点以上:活動性
尚、この重症度分類指標は医師の診断を代用できるものではありませんので、あくまで現在の自分の病状の目安としてご参照下さい。
<参考文献>
※1)Myren,J.,Bouchier,I.A.D.,Watkinson,G.,et al.:
The O.M.G.E.multinational inflammatory bowel disease survey 1976~1982.Scand. J.Gastroenterol. 19;1-27,1984
※朝倉均ほか編、「炎症性腸疾患の臨床、改訂第2版」2001年、日本メディカルセンターより
表2 クローン病活動指数<Crohn's Disease Activity Index (CDAI)>の求め方
※2)の文献から引用
X1. 過去1週間の軟便または下痢の回数 ×2 = y1
X2. 過去1週間の腹痛
(下記スコアで腹痛の状態を毎日評価し、7日分を合計する)
0=なし、1=軽度、2=中等度、3=高度
×5 = y2
X3. 過去1週間の主観的な一般状態
(下記スコアで一般状態を毎日評価し7日分を合計する)
0=良好、1=軽度不良、2=不良、3=重症、4=激症
×7 = y3
X4. 患者が現在持っている下記項目の数
1) 関節炎/関節痛
2) 虹彩炎/ブドウ膜炎
3) 結節性紅斑/壊疽性膿皮症/アフタ性口内炎
4) 裂肛、痔瘻または肛門周囲腫瘍 5) その他の瘻孔
6) 過去1週間100°F(37.8℃)以上の発熱
×20 = y4
X5. 下痢に対してlomotil(Lopemin)またはオピアトの服用
0=なし、1=あり
×30 = y5
X6. 腹部腫瘤
0=なし、2=疑い、5=確実にあり
×10 = y6
X7. ヘマトクリット (Ht):
男(47-Ht)
女(42-Ht)
×6 = y7
X8. 体重:標準体重;100×(1-体重/標準体重) =y8
CDAI=
8
i=1
yi
CDAI 150以下:非活動期 450以上:非常に重症
尚、この重症度分類指標は医師の診断を代用できるものではありませんので、あくまで現在の自分の病状の目安としてご参照下さい。
<参考文献>
※2)Best,W.R.,Becktel,J,M.,Singleton,J.W.,et al.:Development of a Crohn’s disease activity index.Gastroenterology 70;439-444,1976
※朝倉均ほか編、「炎症性腸疾患の臨床、改訂第2版」2001年、日本メディカルセンターより